梅家

いつもクルマで通りがかる度に気になっていたお店に初めて入ることが出来ましたので、まずはレポを！ お店の隣と裏にはコインパーキングがあり、たまたま１枠空いてたので停められてラッキー♫ クルマを降りて意気込んで店前に廻る。 年の瀬の忙しい中、たまたま芝浦に用事があって来訪が叶った訳なのだが、改めて近くに立ってお店をマジマジと見ると、昼の12時過ぎの冬の日差しに照らされた外観はお世辞にもキレイとは言えない年季の入ったもの。正直、とんねるずの『汚なシュラン』に出てきそうな店構えだw コレは知らなければ店の戸を開けるのになかなかの勇気を要する事だろう(汗) 周りがほとんど開発されてんのにココだけ時が止まったかのような佇まいは〝ザ・昭和〟という趣きw それでも意を決してトンカラリと表戸を開け暖簾をくぐると、おいちゃんとおばちゃんの2人だけでやってるお店でした！ 自分がどうやら口開け客のようで、まだ誰も居ない。 「お好きな席へどーぞー」おばちゃんの耳触りの良い声が響く。 こじんまりとした店内も昭和クラシックそのものw でも清潔感あり、テーブル上はアクリル板の仕切りによるコロナ対策もしてあった。 注文前におばちゃんがお箸とおしぼり&お茶の3点セットを持ってきてくれた。 鰻重は松竹梅と3種類あり、折角だからと松を頼もうとしたら何故か値段が一番安い⁉︎ どゆこと？と思ったらコチラの気持ちを察したおばちゃんが、「ウチは『梅家』だから梅のほうが上なんですよ」との事。 ナルホドと、梅を頼んでしばし待つ。 待つ間、おばちゃんにお店はもう何年になるのか訊いてみたら「75年以上になりますの」との事！ 15分程して出てきたお重のフタを開けると、食欲をそそる香りと共に、見た目も麗しい、白メシが見えないほど敷き詰められた鰻！コレだけでテンション爆上がり！ 写真撮るの忘れたけど、とっても美味しかった♫今年の鰻はコレでようやく3回目か。 やはりなかなか食べられないからこそ、味わいは格別！！ 辛口のタレにて飽きがこない味わいで、白メシにかかってる分量も多過ぎず少な過ぎず、丁度良い感じで食べやすかった♫ 外観からは想いもよらない程のキチッとした仕事のされた美味しい鰻を出すお店！ 75年も続いてる訳だ。 名店です！近くにお立ち寄りの際は是非！