ばくだん屋 流川店

今を遡ること20年以上前「廣島つけ麺」という、広島で進化した？つけ麺があって。 茹でたキャベツやキュウリ、ささがきにしたネギが麺の上に乗っているのとピリ辛のスープが特徴で、一時期は右を見ても左を見てもつけ麺のお店ばかり。 自身の住む岡山にもこの「ばくだん屋」の支店がオープンしていたのを思い出す。 が。 いつの間にやらつけ麺ブームは縮小し、今や広島の麺ブームは汁なし担々麺。 つけ麺の代わりに汁なし〜の店が入れ替わるようにして台頭しているのだけど、それでも市内に「廣島つけ麺」をウリにする店は存在すると。 で、このばくだん屋。 一世を風靡したつけ麺の立役者のラーメン店の一つだけあってか、なんかもう完成されているというか。 スープは二種類、醤油ダレもしくは胡麻ダレ。ゴマダレのほうがまろやかな味わい。 どちらも特製のラー油を入れるのだけど、一辛から最高は100辛以上まで。 大抵の人は五辛くらいまで、それくらいが一番美味しく食べられる辛さだそうな。 ちなみに卓上にはタッパーに入った胡麻がドンっと置いてあるので、(常識の範囲で)スープに混ぜ放題。 つけ麺ってどの店も「太麺」なイメージがあるのだけど、ばくだん屋の廣島つけ麺に関しては細打ち。 ストレート系統の細打ちの麺なのだけど、スープによく絡みやすいというか、歯ごたえのある麺とスープがよく合うと思う。 このばくだん屋、広島駅の併設の建物「ekie」でも支店があるので、観光の最後の締めとして利用できると思われ。