初めて訪れたRyumiで、心から感動しました。広東料理をベースにした繊細な味わいに加え、乾物を巧みに使った深みのある料理の数々。どの一皿にも丁寧な仕事が感じられ、味はしっかりしていながらも決して重たくなく、身体にすっと染み込むようなやさしさがありました。 一見シンプルに見える料理にも、時間と手間を惜しまない仕込みや素材の選び方にプロの矜持を感じます。料理を通じて“滋味”という言葉の意味を再確認させてくれるような体験でした。 月に一度は必ず通いたい、そんな特別なお店です。広東料理の真髄を味わいたい方に、心からおすすめします。

念願叶って初訪問。 静かで洗練された空間の中で、本格的な広東料理をゆっくり堪能できる、まさに大人のための隠れ家です。 シェフは有名外資系ラグジュアリーホテルの中華で総料理長を務めるなど、国内外で豊富な経験を積まれた、広東料理一筋の大ベテラン。伝統技法に現代的エッセンスを加えたお料理は、どれも奥行きのある滋味深さと美しさにあふれ、最初の一皿から最後まで感動が続きました。 そして何より、シェフご本人の温かく丁寧なお人柄が素晴らしく、お料理だけでなく、その人柄も含めて心に残る時間となりました。程よい距離感で会話を楽しませていただけるのも、プライベートダイニングならではの魅力です。 都会の喧騒を離れ、心から美味しいと思える時間を過ごしたい方に、ぜひおすすめしたい一軒です。

さすが5つ星ホテルで長年料理長をされていたシェフのお料理です。別オーダーで頼んだ、鮑の乾物は、口に入れた時の旨みの広がりに口福感MAX。じっくり時間と技が必要な中華の乾物の旨みを見事に引き出しています。そして蒸しスープは五臓六腑に染み渡る美味しさで、心も体も栄養が行き渡る感じがしました。 デザートも大福のような、もっと柔らかいお餅が口溶けがよく、中の餡にドライフルーツも入っていて、食べたことの無い美味しさでした。 器のセンスも良く、全てにおいて、クオリティの高い中華をたのしめました。

元ペニンシュラ総料理長の新規オープンのお店と 聞いていたので楽しみに席だけ予約。 銀座の大通りの一本の裏通りにあるビル6階へ。 お店に入ると一枚板から形成されたカウンターが 目の前に現れる。 シェフのセンスが光る色使いのオープンキッチンに、大きなガラス窓のお洒落なBARを思わせる心地よい雰囲気でシェフ対面の食事が始まる。 コースはおすすめ一本。 飲み物も種類豊富でシェフと話しながら選ぶのが 楽しい。 味はさすがの期待通り。 驚きは食材、全国の選りすぐりを貴重なルートでしか手に入らない新鮮な物を取り扱っている。 更にオプションで乾燥鮑を追加してもらった。これまた貴重な乾物に感動の一品、凝縮されていて旨みが最高級！ 追加でお腹が満腹、最後の美味しいお茶のおかわりが叶わずだった。 驚きの貴重な食材に出会えるRYUMIさんに感謝。 また季節を変えて再訪したいお店。

贅沢な時間と至高の広東料理 銀座吉澤ビル6FにあるRyumiさんにてクオリティ高い広東料理を頂きました。カウンター席からシェフの丁寧な仕事を見ながら楽しいひと時を過ごせる落ち着いた雰囲気のお店でした。 お料理は￥22000のコースにシェフのお勧めで干しアワビのアップグレード 宴のはじまりは紹興酒の香りを纏った雲丹を乗せた海月、コリコリした食感のクラゲと雲丹の甘みに紹興酒のカカオの様な香りが鼻腔を通り抜け食前酒が進み次の期待感が膨らみます。 二品目 和歌山県産赤足エビの冷菜と肉厚の赤貝、桜エビのソースで海老の旨味いっぱいの赤足エビ、赤貝は花山椒の香りの白和えでお酒が進みます。 三品目 沖縄福まる農場のキビまる豚の叉焼と滋賀県産近江鴨のロースト、18年女児紅紹興酒がとても合います 四品目 熱々の蒸しスープ、フカヒレ・キヌカサタケ・干し貝柱の旨味が壺の中のスープに凝縮した最高の料理でシェフのシグネチャーだそうです 五品目 徳島の大きな穴子の焼き物、中国の豆腐を発酵させた調味料とよく合います 六品目 アップグレードの三陸産干しアワビ、柔らかく戻したアワビと旨味たっぷりのソース、至福の一品です 七品目 香川県ホワイトアスパラガスの薬膳ソース 身体の中から余分な熱を取り除くそうでこれからの季節にピッタリな料理です 八品目 お魚の強火蒸し、鹿児島産のチャマルハタと言う大きなハタの切り身を葱の香りと金華ハムの旨味のソースでさっぱりと 九品目 青森県産の乾燥ナマコと肉厚の浮袋、まさにコラーゲン！唇にねっとりと付くゼラチン質が身体の中に染み込んでゆくそんな一皿です。 十品目 お食事は冷麺で、すり流し冬瓜と爽やかな酸味の日向夏のタレで何杯でもいけちゃう感じです。 十一品目 デザートは白玉団子、中の餡はクルミや無花果のテイストで団子にピスタチオパウダーを塗しておりナッツの香りがしてほのかな甘味のお菓子です。 苺のアイスもあり大満足のお料理でした。 次回は家族で利用したいです

銀座の中心にありながら、まるで香港の名店を訪れたかのような、本格広東料理が堪能できる珠玉のレストランに来店させていただきました。 オーナーシェフは広東料理一筋40年の大ベテラン。経験に裏打ちされた確かな技術と、素材への深い理解が料理の随所に感じられたディナーになりました。 前菜のクラゲは、瑞々しい食感と繊細な味付けで、一口目から心を掴まれました。中でも、紹興酒に漬け込んだ雲丹は絶品。濃厚なコクに紹興酒の芳醇な香りが重なり、まさに“和と中”の融合を感じさせる逸品でした。 海老と豆腐の一皿は、ふわりと軽やかな口当たりの中に、山椒の香りがピリリと効いた絶妙なバランス。香りの立たせ方に職人のセンスを感じました。 フカヒレ入りの蒸しスープは、旨みが幾重にも重なりながらも後味はすっきり。滋味深く、身体の芯から満たされる感覚でした。 香港焼味の盛り合わせも、まさに本場の味。叉焼は甘辛い香ばしさが絶妙で、鴨は皮がパリッと、身はしっとりとジューシー。焼きの技術の高さが際立ちます。 蒸し魚は絶妙な火入れでふっくらと仕上がり、金華ハムのソースが上品な塩気と深みを加え、魚の甘みを引き立てていました。 締めの冬瓜の冷麺は、清涼感のあるスープと、ほのかに甘みを含んだ冬瓜のハーモニーが素晴らしく、まさに広東料理ならではの涼味を感じる一皿。 そして最後のデザートも秀逸。自家製の苺アイスは果実感たっぷりで、ピスタチオパウダーがまぶされた白玉団子のもっちり感と相まって、上質な甘さの余韻を残してくれました。 全てが計算され尽くした料理で、味・香り・食感・余韻までもが完璧。広東料理の奥深さとエレガンスを堪能できる、唯一無二の名店です。ぜひまた特別な日に伺いたいと思います。

2025年4月、東銀座駅から徒歩3分の場所に爆誕。 広東料理一筋40年以上、有名ホテルの中華レストランで総料理長を務めてきたシェフが、還暦を機に人生の集大成として立ち上げた渾身の一軒です。 コースは22,000円一本。 調味料を極力控え、下処理と火入れに徹底的にこだわるスタイル。 素材本来の旨みや香り、食感を最大限に引き出した「優しくて繊細な広東料理」が、オープンキッチンのカウンターで提供されました。 店内はデザイナー設計の洗練空間。調理風景を見て、音や香りも楽しめる、まさに五感で味わう食体験。 シェフも優しくて居心地抜群なディナーでした。 また行きたい良店です。 おまかせコース22000円 　海月 海胆 クラゲと雲丹の紹興漬け 　独活 赤貝 春豆花 山椒豆腐 　和歌山赤足海老＆桜海老 　きび丸豚骨付き肉チャーシュー 　近江鴨 　近江鴨 新玉葱春巻き 　吉切鮫浮袋 干し貝柱の蒸しスープ 　徳島産穴子の腐乳焼き 　会津ホワイトアスパラ 清補涼 　北海道産蝦夷鮑×中国オリーブ 　鹿児島チャマルハタ 発酵大豆ソース 　青森産乾燥ナマコ×羊シュー揚げ×赤スグリソース 　干し貝柱と香茸の玄米チャーハン 　開心湯丸 ピスタチオ白玉団子 　山椒と苺のアイス