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この日は門前仲町へ。 駅前に昭和情緒が漂う飲み屋街があったりして、なかなか趣のあるところですが、今回やってきたのは門前仲町駅の6番出口を出てすぐ、「宿酒 きんきん」さん。 もうこの年になってくると、落ち着いた静かな空間で、じっくりと美味しいお料理とドリンクを楽しみたいのです。 個室はもちろん、オープンキッチンのカウンターやテーブル席も用意され、四季折々の食材をふんだんに使い、職人が丹精込めて仕上げるお料理が特にオススメ。 妻ちゃんは「クラマトマトサワー」(600円)、みうけんは「ジャスミン茶」(500円)で、サッパリと。 美味しいドリンクで乾杯の後は、さっそくお通しからいただきまーす。 お通しはウフマヨでした。真っ赤な粒コショウが良いアクセントで、絶妙な火の通し加減のウデ玉子さん。 シーズニングを効かせたマヨとの相性ももちろんよく、忘れた頃にピリッと香ってくる粒コショウの美味しさが鮮烈! 続いて出てきたのは、前菜の3種盛りです。 奥から時計回りにヒラメのりゅうきゅう・アレッタのお浸し・いちごの白和えという内容で、これは豪華! アレッタはブロッコリーとケールの掛け合わせで、シャックシャクで野生味のあふれる食感、奥深い緑黄色野菜の旨味が素晴らしいです。 りゅうきゅうとは、もともと新鮮なお刺身を醤油や味醂、ゴマなどで和えた大分県の料理。 アマウマなヒラメに、こってりと力強いゴマ風味のタレがよく絡んで、これは焼酎が欲しくなる味わい! 白いちごの白和えは、いちごの酸味、白和えの甘味、菊のほろ苦さが良い組み合わせで、大人のデザート的な美味しさ。 続いては本日のお刺身ですが盛り付けが美しく、身も肉厚でワクワクしますねぇ。 スマガツオは力強い食感に力強い味わいで、なるほどこれはカツオの美味しさに引けをとりません! 本マグロは、もう言わずもがなです。肉厚で食べ応えもあり、お口の中が一気にお正月に。 サワラは、ちょっと皮目を炙ってあるので香ばしく、脂が乗っていて旨味もしっかり。 ヒラメはねっちりと甘く、しかしてプリコリに主張してくる噛みごたえも良き。 アオリイカは、イカ墨塩をつけてプリッと食べると、ねっとりと甘くシャクシャクねっとり! 「OSUZU GIN サワー」(980円)は、宮崎県の「尾鈴山蒸溜所」というところで作られたジン。 「山ねこ」をベースとしたスピリッツに金柑の香りが効いていて、山椒もスッと効いて香り高い一杯だそうです。 お魚と来たら、お肉も食べたいよねっ! という事で、和牛の肉じゃが。 肉じゃがは好きなので、なにげに嬉しいです。そして、肉がたっぷりでいいね! しっかりと出汁を効かせたツユに浮かぶのは、マッシュポテトのようにつぶしたじゃがいも。 和牛はいまさら語るべくもなき間違いない美味しさで、口当たりの良いじゃがいもと、爽やかな三つ葉の香りが良い組み合わせです。 サワラの西京焼きは、てりってり・つやっつやな逸品で、綺麗に飾り切りされた花レンコンが華やかです。 皮目をカリッと炙ってあり、テリテリな身をプリッと食べてみると、一気にお口の中に広がるジュワジュワで力強い味わい! お肉にも負けないサワラの美味しさを西京味噌がググッと引き立ててくれて、これはお酒も白いご飯もガンガン進んでしまいます! 個人的にはカリッと焼かれた皮目のジュワジュワな脂が大好きすぎて、この一皿のために今日一日を頑張ったと言っても過言ではないほどよ。 焼きおにぎりの出汁茶漬けは美味しくてオトナ向けの〆ですよねぇ。 カリッと焼かれた焼きおにぎりはすごく食感がよく、焦げ目の香りが立っています。 そんな焼きおにぎりを、あえて出汁茶漬けでいただく贅沢さったらありません! ◆◇◆後記◆◇◆ このお店は、門前仲町駅・6番出口を出てすぐ、「宿酒 きんきん」さん。 厳選された食材が匠の技で調理され、美味しいドリンクと共に頂くことができるとっておきのお店です。 美味しいものが集まる門前仲町で、極上のお刺身やお料理が欲しくなった時、オススメのお店です。 お試しを!