日本料理
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地元の人なら知ってるであろう、万年筆店だった有形文化財の建物に入ると、タモの一枚板のカウンターが並びます。和ろうそくが灯る中、お茶をいただくところから、名うての美食家たちから絶賛を呼ぶ懐石が始まる。「生産者の方々の応援に支えられてこの店はある。その良さを伝えるだけではなく、最大限に引き出せるようにシンプルな料理を心がけている」と話す店主・川嶋亨氏は、掘り立てで届いたばかりの泥付き野菜を見せ、市場にも並ばない特級品の魚を捌く。地域に根ざす和食店の最新形と言えよう。