ピザ
小伝馬町駅 徒歩約3分
貧しい南イタリアのナポリで幸せなことは、美味しいものを安くお腹いっぱいに食べること。レンガを組んだ窯に薪をくべ、酵母で長時間発酵させた生地を焼く。ポンペイの時代から変わらないこのプリミティブな行為を現代の日本で営み提供できることを幸せと感じています。ピッツァはグルメの為の食事ではありません。お客様の日常のそばにあるあたりまえの物。そんな風でありたい。そう思いながら今日も窯に薪をくべます。市場の喧噪、排気ガスの匂い、ナポレターニの怒声、笑い声、揚げピッツァの屋台、バジリコの香り。朝のメルカート、コルネットとエスプレッソ。朝の幸せをいつも感じていました。食材は出来る限りイタリアの物を使っています。質も良く安い国産のものもたくさん手に入る世の中ですが、ピッツァはイタリアのソウルフード。道端にあるものだから、街や人の匂いも伝えたい。