随分クオリティが下がったと思います。 水も言わないと継ぎ足されませんし、お会計も不明瞭ですし、昔はすごくいいお店だっただけに残念です。

令和6年5月29日のディナー 2024 Summer MenuはインスタやYoutubeで見られるような動的な驚きは影を潜め、静的なお料理が多かった印象が強く…モダンガストロノミーとか、イノベーティブフュージョン、分子ガストロノミー等の言葉から想像される…驚きや意外性を覚える場面が少なかったように思います。 むしろ、提供される器のひとつひとつに込められた味や薫りへ意識を集中させると、野菜を焦がした苦味と酸味に意外性を感じたり、エスプーマの泡の中に旨味が凝縮されていたり…自己の経験から思い起こされる味と薫りの他、音への記憶が刺激されました。 ペアリングのワインは全て国産でしたが、イチゴの香り、ぶどう、青りんご等、どれも香り豊か。タンニンの心地よい渋みがありました。 山梨にある某店の透明な水まんじゅうとか、透明な醤油、古くからあるパチパチ弾けるキャンディとかがあります。我々の日常生活にも意外性を活かしたフードが身近に多く点在している事にも気がつかされた感覚。 最寄駅から徒歩の場合、お店までは登り坂が沢山あるので、18:30の開店時間よりも早く着いてしまいそうな時は、近隣の喫茶店で時間調整されることをオススメします。 結びに、お料理の説明やドリンクの説明においては、聞き取りにくい音域の声で早口なので、何を言っているのか全然聞こえず、んんっ？な感じ。食材の名前が断片的に聞き取れた程度。イイタイコト、ツタエタイコトが全然分かりません。もう少し滑舌よく、大きな声でお願いしたいと思います。 予約の取れないお店ということでも有名ですから、予約確約された時点で期待感が膨らみますが、実際とのギャップが大きいと盛り上がりに欠け、もっと良い選択肢があったのでは無いかと考えてしまいます。

思っていたよりかなりカジュアルですがそのぶん楽に過ごせました。 ペアリングのお酒はかなり量が少なくて追加をしようと思いましたがペアリング以外のお酒はないとのことなのでやめました。 お料理は見た目も量も可愛らしい感じでした。

ElBulli出身の橋本シェフのレストラン🍽️ シーズンごとにガラッとテーマが変わるため、最低4シーズンは行きたい！と思わされます。とてもクリエイティブなモダンガストロノミーで毎回プレゼンテーションに感動します✨